こんにちは、まちのこです。
人へのプレゼントって難しい。
その人の好みを駆使して選んだ物が最高なのかもしれませんが、その好みがいつの間にか変わっていたりすることもあります。
または、相手の好みを無視した自分の好みをついつい押し付けた形になったり。
私はみんなに愛された可愛い子。
私は3人姉妹の末っ子。
上の姉たちとは11歳と10歳離れており、両親をはじめ姉たちからも蝶よ花よと育てられ。
どこに行くのもいつも一緒、可愛い妹を連れ回すのが大好きだった姉達。
随分と可愛がってもらいました。
みんなに可愛がられていたのでせいか、与えられるものも可愛い系。
可愛い子にはピンクやフリルを着せたいわけです。
私もそっち系が嫌いではなかった、当時は。
そんな身内たちとも、結婚して地元を離れてからは年に1回会うかどうか。
特に姉たちとは私の帰省とスケジュールが合わないケースもあるので会う機会が減ってきて。
果たして可愛い妹は可愛いままなのでしょうか⁉
可愛い妹も年を取りました。
そんな可愛い妹の私も随分と年を取り気が付けば40オーバー。
しっかりとしたおばちゃんです。
最近ではミニマリストなんかを始めたりして、持ち物だってこんな風。
真っ黒・クロスケの地味ないでたち。
洋服だって春物が2枚しかない可愛いには程遠い暮らしっぷり。
これで春を迎えるよ。
そんな暮らしなど姉達は知る由もなく。
可愛い子には可愛いものを与えよ。
私が小学校3年生の頃には姉達はもう社会人となりお給料をもらう身分となっていました。
そしてそのお給料からいろいろプレゼントしてくれた記憶があります。
覚えているところで、ピンクのギンガムチェックのシャツや、キティちゃんのバッグなど世間でいうところの可愛いとされる感じ。
可愛い子にはピンクだね、リボンだね、フリルだねの世界。
決して嫌いじゃなかったけど、それが今もなお続き40オーバーのおばちゃんになった妹にこんな感じの物が送られてくるわけです。
可愛いピンクや猫関係も多い。
夏には扇子は有難かったけど!
もう割れてしまったけどピンクをあしらった猫のついたお茶碗なんかもありました。
最新はコレ。
キラキラした可愛いものが好きと思ってだって。
そんなこと言ったことあったっけ⁉
さすがにこちらは…(困)。
こっそり母にトレードする予定。
今の私の好みとはかけ離れたものばかり。
姉達にはいつまでも私に対してこんなイメージがあるみたい。
相手の好みもアップデートして。
姉達にとっては一生私は可愛い妹。
今の年齢で今の好みの物を身に着けた姿で会っていても、姉達の目には幼い頃の可愛かった私の姿で写っているのかもしれません。
初恋の思い出が色あせないように、妹だってピンクの似合う可愛い子のまま。
姉達の気持ちはとても嬉しいけど、今の好みとかけ離れた物を貰うと正直困惑。
贈り物を選ぶのは難しい、だけどせめて相手の今の状況は多少考えてチョイスしたいもの。
姉も私がおばちゃんになっている事にそろそろ気が付いて欲しいものですが…。
それでもやっぱり、いつもありがとう。
本日もお読み頂きありがとうございました。